お知らせ

NARグランプリ2016表彰式

2017年2月 4日 (土)

 2016年の地方競馬で活躍した競走馬及びきゅう舎関係者を表彰する「NARグランプリ2016」が、2月2日(木)に東京都内のホテルで行われ、招待されたファン50名や来賓、関係者を併せ約400人が参列しました。

 船橋ケイバからは、森泰斗騎手(松代眞きゅう舎)が「最優秀勝利回数騎手賞」と「最優秀賞金収得騎手賞」を受賞し、トロフィーを贈られました。

森泰斗騎手共同記者会見・要旨


Q まずはお気持ちを聞かせてください。
A 嬉しく思っています。自分自身の目標を追いかけていたら、こういう結果になったという感じです。
Q 昨年はこの席上で、年間300勝と全国リーディングを目標に掲げられました。まさに有言実行でした。309という数字で終わった時のお気持ちをお聞かせください。
A 結構大変な思いをして突破したと思っているので、ほっとしました。
Q 自分にご褒美というか、何か特別なことはしましたか。
A ないです。(笑)
Q 2位の騎手に42勝差を付けました。この差についてはいかがですか。
A 去年に関していうと、割と早い時期から勝利数に関しては抜け出せさせてもらったので、他のジョッキーの勝利数は意識せずに、自分の目標である300勝を意識して乗っていました。
Q 目標の2つは達成しましたが、昨年、もう一つをおっしゃっていました。
A 東京ダービー。
Q 今年の目標となりますか。
A もちろん、今年の大きな目標の一つですね。これから春に向けてまだまだ勢力図も変わってくると思いますし、ダービーを狙える馬が出てきた時にちゃんと指名してもらえるようなジョッキーでいなければいけないと思います。
Q 賞金は10億1410万1千円と、2位の騎手を4億以上上回りました。これもダントツでしたが、これについてはいかがですか。
A 大きいレース、賞金のいいレースを勝つ馬に乗せてもらったということに尽きると思います。
Q 賞金が増えたことで生活は変わりましたか。
A 同じですね。おかげさまで忙しくさせてもらっているので、変なことすると体調崩したりするので、まずは自分のリズムで普通に生活しています。
Q 健康管理に気を付けていることは。
A 寝起きに、ヤクルトを欠かさず飲んでいます。(会場笑)自分で買ってきて、切らさないようにしています。他にもサプリメントを飲んだり、食事も結構気を使っている方だと思います。
Q 中央地方含めて、気にしているジョッキーはいますか。
A うまいなと思うジョッキーはたくさんいます。
Q こっそりあげてもらえますか。
A さっきいらっしゃった武豊さんもそうですし、もちろん(戸崎)圭太もすごいなと思って見ていますし、横山ノリさんもうまいなと思います。地方競馬だと吉原君や、南関だと真島や矢野もうまいなと思います。それぞれにいろんないい面があって、ジョッキーのスキルは1つじゃないんで、いいところを見習って取り入れようとはしています。
Q たくさんの要素があって、今挙げていたジョッキーたちはそれぞれに優れているところがあると。それは専門的な部分なんですね。
A そうですね。
Q 最後に、今年の目標を教えてください。
A 東京ダービー制覇はもちろん目標ですし、G1・Jpn1ジョッキーになりたいですし、もちろん交流重賞も視野に入れていきたいと思っています。ただ、勝利数に関しては、去年は数字に追われてちぐはぐした時期も結構あったので、今年は数字を意識せずに自然体で1年間を過ごしたいと思っています。その方が1年終わってみた時にいい結果になっているんじゃないかという気もしていますし、今年は1頭1頭と向き合って1つ1ついい仕事をしていきたいです。
Q 頑張ってください、ありがとうございました。

 また、ミスミランダー号が「3歳最優秀牝馬」に選ばれ、佐藤賢二調教師・森泰斗騎手が表彰されました。

 式典の模様は、スカパー!南関東地方競馬チャンネルや、千葉テレビ・船橋競馬中継(2月6日以降)の中でも随時紹介されるとのことです。
 また、2月6日からの船橋競馬開催中、1階投票所アタリーナ内で当日の写真の一部を展示するほか、表彰式の模様などを船橋競馬ミュージアム内で2月8日から上映いたします。