お知らせ
NARグランプリ2015表彰式
2016年2月 6日 (土)
2015年の地方競馬で活躍した競走馬及びきゅう舎関係者を表彰する「NARグランプリ2015」が、2月4日(木)に東京・目黒の目黒雅叙園で行われ、招待されたファン50名や来賓、関係者を併せ約400人が参列しました。
船橋ケイバからは、森泰斗騎手(松代眞きゅう舎)が「最優秀勝利回数騎手賞」と「最優秀賞金収得騎手賞」を受賞し、トロフィーを贈られました。
森泰斗騎手共同記者会見・要旨
Q まずはお気持ちを聞かせてください。
A 目標にしていたことでしたので、ほっとしています。
Q 今、(地方競馬全国協会の)桑島(孝春)参与からトロフィーを受け取りましたが、ちょっと何か声をかけてもらっていましたね。どんなこと言われたんですか。
A 「おめでとう、がんばったね」って言われました。
Q 言われたときはどんな気持ちだったでしょう。
A 船橋の大先輩で、あこがれの人でもありましたので、すごく嬉しかったです。
Q 森騎手は地方競馬のエースとなったと言っていいと思うのですが、そのエースとしての存在、お気持ちはいかがでしょうか。
A 南関東は開催日数も多いですし、2014年は南関東でリーディングだったのですけれども全国リーディングが取れなくて、情けないなと思っていた部分もありますし、2015年は全国リーディングを絶対取るんだと思ってやってきました。
自分自身エースになったとは全く思ってなくて、まだまだ未熟な部分も多いですし、技術も磨いていかなければいけないと思っています。
この度このような賞をいただいたことを励みにして、地方競馬を盛り上げていければと思っています。
Q 昨年は297勝でした。この数字自体はどのような評価をなさっていますか。
A いい馬、勝てる馬たくさん乗せていただいた結果だと思っています。関係者の皆様と馬主様に1年間たくさんの馬に乗せていただいて、その愛馬たちにも、皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。
Q リーディングのトップを維持するために心がけていることはどのようなことですか。
A たくさんあるんですけれども、開催日数が多くて、体力的にも精神的にもかなりきつくなってくることが多いので、まずは健康管理。それと関係者の皆様とコミュニケーションを欠かさないようにするとか、心がけていることはたくさんあります。
Q 勝利数とか収得賞金について、普段意識していますか。
A 勝利数は意識していました。昨年に関しては南関東リーディングで、全国リーディングが取れないというのはちょっと情けないな、ふがいないなと自分でずっと思っていたので、全国リーディングは絶対取ると思って、園田のジョッキーたちがたくさん勝たれるんで、成績を気にしながら毎日やっていました。
Q (最多)勝利賞などは南関東を代表して得なければいけないタイトルとお考えですか。
A 開催日数が多いので、取らなければいけないと思っています。
Q 振り返りますと、1998年足利でデビューなさって、デビュー年が17勝、2003年宇都宮移籍、2005年船橋移籍、2007年は16勝。つらい時期もあったと思うんですが、この状態から森騎手の見事な挽回が始まったわけです。頑張れた、ベースになったものは何でしょう。
A よく考えるとやっぱり自分にはこの仕事しかないな、と思いまして、必死にやってみてダメだったらあきらめもつくと思うんですけれども、その頃は考えたら一生懸命やってなかったんで、自分のできることを全部やっていこうとその頃から切り替えてやってきたんですけれども、それで年々たくさんの人に応援してもらえるようになった、それが一番大きいと思います。
Q 森騎手が1つずつ勝っていく姿というのは、若い人への応援歌になると思うのですが、そういう意識はありますか。
A そういう意識を持って、背中で引っ張っていくことも大切ですし、これから意識して取り組んでいかなければならないことの一つだと思います。けど、昨年は自分のことで必死でした。
Q 騎乗の際、一つ一つのレースで注意していること、意識していることは。
A 20代の頃は危ない乗り方をしていたので、最近は周りに迷惑をかけることがないようにとか、馬に関してはよくコミュニケーションをとってリズムよく走らせようということは常に考えています。
Q 意識している騎手はいますか。地方中央問いません。
A 特にいないです。うまいな、と思う騎手は何人かいますけど。特にこの人を意識している、というのはないですね。
Q 同期のJRAのジョッキー(戸崎圭太騎手)は気にしていないですか。
A あ、なんかもうJRAの方、という感じで接していますね。でも、仲いいですよ。会えば仲良くしゃべります。いい付き合いさせてもらっています。
Q 負けないようにしましょうね。
A がんばります。
Q 最後に、今シーズンの目標を聞かせてください。
A 今年は、去年ギリギリのところで300勝達成できなかったので、年間300勝、あと全国リーディングは取らないといけないと思っています。それと、東京ダービー制覇を目標に掲げて頑張っていきたいと思っています。
Q 頑張ってください、ありがとうございました。
また、左海誠二騎手は「2歳最優秀牡馬」のアンサンブルライフ号の主戦騎手として表彰式に出席しました。
式典の模様は、スカパー!南関東地方競馬チャンネル(2月5日以降)や、千葉テレビ・船橋競馬中継(2月15日以降)の中でも随時紹介されるとのことです。
また、2月15日からの船橋競馬開催中、1階投票所アタリーナ内で当日の写真の一部を展示いたします。
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